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内反足・外反足・偏平足

内反足、外反足、偏平足…これらはすべて足の形や位置に異常が起こる病気です。偏平足を除き、歩行障害などがあらわれやすくなります。ここでは、内反足と外反足、偏平足の主な症状や治療法などを説明していくことにしましょう。小さいうちに、適切な治療を受け、リハビリを行う必要があります。

どんな病気?

内反足、外反足、偏平足…これらの病気は一体どういったものなのでしょう?それぞれの特徴を見ていきたいと思います。

内反足

内反足は、足とかかとの形や位置がねじれてしまう病気です。内反足になると足首が内向きになり、足の前側が内側に入り込みます。ほとんどの場合、先天性の病気で足に構造的な異常が見られます。また、足の骨やふくらはぎの筋肉などが未発達のこともあります。

外反足

外反足も内反足と同様、先天性の病気で片足または両足が固く外側に反った状態で生まれます。踵足(しょうそく)と呼ばれる、足首が足の甲のほうへ反るという症例が多く見られます。外反足の原因はさまざまですが、主に胎児の姿勢異常と考えられています。

偏平足

扁平足は足の裏の「土ふまず」がない状態をいいます。さらに、土ふまずがないことに加え、立っている際に両方のかかとが「ハ」の字になっている場合があります。これを外反扁平足といいます。扁平足には体重をかけていないときに土ふまずがある軟らかい扁平足と、体重をかけていないときでも土ふまずがない硬い扁平足があります。

主な症状

内反足、外反足、偏平足それぞれの症状ですが、病気の特徴がそのまま症状になります。これらの病気自体が原因となる痛みやはれなどの症状は見られません。ただ、場合によっては転びやすい、歩き方が変、足の疲労感といった症状を訴えることがあります。さらに、内反足や外反足では足が本来とは違う向きになっていることで、歩く際に地面にすれたり、靴にこすれたりしてすり傷やマメなどの症状が出てきます。偏平足の重症例では、足の内側だけで床について、足の外側が浮いてしまうこともあります。

検査と診断

どれも見ただけで足の変形がわかるので、簡単に診断することができます。問診、視診、触診のほか、骨の状態を詳しく確かめるために、X線検査を行います。内反足と外反足の場合は、正しい位置に矯正してから、一方、偏平足の場合は、立って足に体重をかけた状態で検査を行います。

治療法

内反足と外反足に関しては、出生後できるだけ早く治療を始めなければなりません。ほとんどは、矯正ギプスが用いた治療を行います。また、小学校就学前までの治療法は、症状の重症度によって異なります。さまざまな装具を用いた治療を行うこともあれば、手術治療が検討されることもあります。偏平足の治療法は軟らかい偏平足であれば、筋力強化を目的とした運動療法が効果的とされています。硬い偏平足の場合なら、手術治療が必要になります。手術方法としては、骨をいじらずに腱やじん帯を動かす手術やアキレス腱を延長する手術、骨をいじって関節を固定する手術、骨切り術などが挙げられます。


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