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MRI検査

みなさんは、「MRI検査」を受けたことがありますか?このMRIは脳内をはじめとする体内を安全に撮影するためのもので、さまざまな病気の発見に役立ちます。何の苦痛も伴わずに受けられる検査ですが、初めての人は不安もあるでしょう。ここでは、MRIの特徴や検査手順などについて説明したいと思います。

どんな検査?

MRIの正式名称は、磁気共鳴画像診断装置といいます。さまざまな病気の早期発見ができますが、なかでも脳、脊椎、両手・両足、子宮、卵巣、前立腺などに発生した異常を確認する際に威力を発揮します。このMRIには磁石が埋め込まれていて、トンネル状の機械の中に身体を入れると、接続されたコンピューターで体内の状態が映し出されます。MRIから発せられる磁気や電波は悪影響を及ぼすものではありません。もちろん、痛みもないので安心です。仰向けに寝ているだけで、あらゆる角度から体内を診ることができます。

検査手順

「MRI検査」を受ける必要がある場合は、医師からその旨が伝えられます。その際に、簡単な注意事項と実施日を指定されます。服用している薬がある場合は、あらかじめ伝えておきます。

検査当日

検査は午前中のときは朝食、午後からのときは昼食をとらないでください。このほか、金属物がついた服(下着を含めて)を避け、化粧もなるべくして行かないほうがいいでしょう。

検査前

検査着に着替えます。このとき、身に付けている貴金属類は外してください。専用のベッドに横になり、体が動かないように固定します。さらに、ヘッドホンあるいは耳栓をします。

検査中

準備が整うと、ベッドが動いてトンネル状の機械の中に入っていきます。機械の中に入っているときは手足を動かさず、静かに横になっていてください。もし気分が悪くなった場合は、連絡ブザーで知らせます。また、専用マイクを通して、検査室にいるスタッフと会話できます。

検査後

特に、安静にしている必要はありません。また、食事や入浴などに関しての制限もないので、普段どおりの生活にすぐに戻れます。


そのほか、検査室への持ち込みが許可されていないものが、いくつかあります。これらのモノについては最初から身に付けたり持って病院に行かない、または検査室に入る前に病院スタッフに預けるなどしましょう。

アクセサリー類

イヤリング、ピアス、指輪、ネックレス、ヘアピンなど

カード類

クレジットカード、テレホンカード、定期券など

その他

メガネ、時計、鍵、入れ歯、携帯電話、補強器、カイロなど

検査できない人

いろんな病気の早期発見が可能な「MRI検査」ですが、実は誰でも受けることができるわけではありません。下記のような方は検査を受けられない場合があります。事前に必ず申し出るようにしましょう。

1心臓ペースメーカー、人工内耳、人工中耳をつけている方
2血管へのステント置換術を8週間以内に受けた方
3古い人工心臓弁の手術を受けている方
4目に細かい金属片が入っている、または入っていると思われる方
5チタン製以外の脳動脈瘤クリップが入っている方
6金属の義眼底の方
7骨折によりボルト固定がされたままの方
8身体全体にタトゥーがある方
9妊娠している方、またはその可能性がある方
10閉所恐怖症の方

良い点・悪い点

さて、ここで「MRI検査」の良い点と悪い点を見てみましょう。これに限らず、どんな検査にも良い部分と悪い部分の両方があります。こられを知ったうえで、受けるようにしてください。

良い点

磁石と電波を使って画像をつくるので、X線被爆の心配がありません。

脊椎や脊髄、軟骨などを細部まで映し出します。

造影剤を使わなくても血液などの流れを画像化できます。

脳梗塞の早期診断ができます。

悪い点

検査時間が長めです。約20~40分ですが、検査部位によって長くかかる場合もあります。

検査開始から終了まで、静かに仰向けになっていなければなりません。

検査中の装置の音が大きいです。

他の病気のために体内に入っている医療機具によっては、検査ができません。


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