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月経異常

月経…と言うと医学的な言葉になりますが、一般的には生理といいます。この生理は女性にとって、健康のバロメーターです。ですが、生理前や最中は何かと体調不良に見舞われることも多いのではないでしょうか。ここでは、症状や治療法から、月経異常という病気について見ていきましょう。

どんな病気?

初潮がこない、毎月あるはずの生理が止まった、量が極端に少ない・多い…こんな月経異常に悩んでいる人もいるでしょう。正確に言うと月経異常というのは何か1つの病気ではなく、生理に関するさまざまな症状のことをいいます。ホルモンバランスの乱れや食生活の乱れ、精神的ストレス、無理なダイエット、不眠など色々な原因から正常な月経がくずれてしまいます。では、正常かどうかの目安は何なのでしょう?それは…周期・量・持続期間・開始と終了の年齢が正常で、なおかつ随伴症状が弱いといったポイントで判断します。月経異常の症状については、次の項目で詳しく紹介します。

主な症状

上の項目で取り上げたように、周期・量・持続時間・開始と終了の時期に何らかの異常が見られ、生理痛など強い随伴症状で日常生活に支障をきたすような場合に、月経異常が疑われます。月経異常の主な症状を挙げていきます。

無月経

この無月経という症状は、3ヶ月経っても生理がこない状態をいいます。無月経の原因は排卵がなくてホルモン機能が低下しているか、止まっているということが考えられます。無月経を放っておくと、重度の排卵障害を引き起こす可能性があるので注意しましょう。

生理不順

無月経は、生理不順に含まれます。正常な生理周期は、25日以上38日以内になります。ですが、その周期が40~50日と遅れたり、20ごとというように早かったりするときは生理不順といえます。生理不順の場合もしっかり原因を突き止めることが必要です。

月経困難症

月経困難症というのは、つまり生理痛のことです。なかでも鎮痛薬の服用が必要だったり、痛みのために仕事ができないような場合に、月経困難症といいます。この病気の主な症状には腹痛、腰痛、吐き気、嘔吐、貧血、頭痛、食欲不振があり、いずれの症状も強く出ます。

月経前緊張症

月経前になるとイライラしたり、頭痛、むくみ、乳房が張ったような感じなど、ささいな症状が毎月必ず出る人もいると思います。このような症状を月経前緊張症といいます。これは精神的なものもありますが、黄体ホルモンの分泌も大事な原因と考えられています。

検査と診断

月経異常が疑われる場合、早めに受診しましょう。生理周期や出血異常の原因を調べるために、まず内診や基礎体温の測定を行います。そのほか、CT検査やMRI検査、腹部の超音波検査といった画像診断を行い、子宮や卵巣に異常がないかどうかを確認します。また、必要に応じて、腹腔鏡検査や子宮卵管造影検査なども行います。

治療法

一口に月経異常といってもさまざまな症状があるため、月経痛にはこの治療法!というように一概にはいえません。ただ病院での治療法は、ホルモン剤投与などの薬物治療が多く行われています。また、妊娠を希望するかしないかによっても治療法は異なります。さらに出血量が多い月経過多の症状が見られる場合、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮体がんというような別の病気を発症している可能性も考えられます。


病院での専門的な治療のほか、生理前や最中はできるだけ規則正しい生活をしてリラックスして過ごすことも、生理のリズムを正常に保つことにつながります。つらいときは体育の授業を見学する、取りにくい職場もあると思いますが生理休暇を利用するなどして、体を休めてゆったりした気持ちで過ごすことを心がけましょう。


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