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薬の飲み方&使い方

みなさんは、薬の正しい飲み方や使い方を知っていますか?せっかくの薬も間違った飲み方・使い方をしていたのでは、効果が発揮されません。正しい飲み方・使い方をして、病気やけがを早く治すようにしましょう。勝手な思い込みをしている人も多いと思いますが、用法・用量をしっかり守って使ってください。

内服薬の飲み方

基本的には粉薬、錠剤、カプセルは水で飲みましょう。多くの場合、お茶で飲んでも構いませんが、濃い緑茶は薬の吸収を悪くしてしまうことがあるため、おすすめできません。

また、ジュースなどで飲むことはなるべく避けてください。錠剤やカプセルを飲む際に、噛み砕いてしまって水なしで飲む人がいますが、これは間違った飲み方なので絶対にしないでください。

適切な量の水がなければ、薬の効果を引き出すことはできません。なかでもカプセルは水なしで飲むと、食道にくっついた状態で薬が溶け、食道の粘膜を傷めるおそれがあるため、要注意です。

高齢者や子供の場合は、粉薬は飲みにくいので、オブラートに包んで服用することがあります。このときもオブラートに水をよく含ませるようにしましょう。

外用薬の使い方

外用薬もさまざまなタイプがあるので、「これが正しい使い方!」と一概にはいえません。外用薬の中でも比較的使う頻度が高いと思われる軟膏(クリーム)の使い方を紹介しましょう。皮膚の病気や痛み止めなどに効果的な軟膏ですが、たくさん何度もつければ早く治る…というものではありません。患部の汚れを落としてから、軟膏を塗りましょう。数回に分けて少しずつ塗ることを心がけてください。そのほうが、高い効果を得られます。また、よくすり込んだほうが早く効くと、力任せに強く塗る人もいますが、かえって刺激になって肌を傷めてしまいます。病気やけがの状態を見ながら、症状がひどければ、塗る回数をある程度増やし、治るにつれて減らしていきます。

使用上の注意点

特に病院で処方された薬は、その人の病気に合わせて飲む回数や時間、量などが決められています。そのため、飲む回数や量を勝手に増やしたりすると副作用が出てしまったり、逆に服用を途中で止めると、まったく効果が見られなくなったりします。ちゃんと医師の指示に従い、服用するようにしましょう。一方、市販薬の場合はより慎重に使わなければなりません。薬のパッケージに書かれている用法・用量、注意事項をよく読んでから、使うようにしてください。


このほか、子供や妊娠中の人、授乳中の人、高齢者などは薬の服用に関して、慎重に慎重を期す必要があります。子供は生理機能が未発達なことから、薬による肝臓や腎臓への負担も大きなものになります。妊娠中の場合はホルモンの関係で、副作用が出やすくなっています。特に、糖尿病や甲状腺機能障害などの病気がある場合、適切な治療を受けなければなりません。加えて、授乳中の場合も薬の成分が母乳に入ってしまうため、授乳による赤ちゃんへの影響が考えられます。服用前に必ず医師に相談してください。また、高齢者は臓器やホルモンの分泌機能が弱まっていることが多いため、少なめの量を服用することをおすすめします。

保存方法

ここで、薬の保存方法を見てみましょう。効果を保つための大事なポイントです。

使用期間

薬にも有効期限があります。その有効期限が過ぎてしまうと、成分が変質し、効果はなくなります。たとえ未開封でも、古いものは飲まずに捨てましょう。開封したときに日付を書き入れておき、古くなったものは捨ててください。

保存場所

湿気、日光、高温を避けて保存しましょう。液剤や点眼剤、座薬はビニール袋などに入れて、冷蔵庫で保存します。また、救急箱はいつも決まった場所に置き、薬の説明書も薬とともに救急箱の中に入れておきます。子供が誤って飲まないよう、手の届かない場所に置きましょう。


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