心の病気や神経の病気のときは、精神科や心療内科を受診しなければいけません。診療内科などは気軽に受診できる環境になってきました。入院施設のある病院や、外来のみで診察、治療を行っている病院などがありますので、自分の状態に合った病院を選びましょう。
精神科の診療は、医療だけではなく、精神保健福祉法のもと、行わなければいけないことになっています。
入院には任意入院、医療保護入院、措置入院、応急入院とありますが、精神保健福祉法第22条3では、任意入院は本人の医師に基づく入院ですが、可能な限り任意入院を行うべきと定められています。
精神保健指定医が患者を診察し、医療や保護が必要と判断されると、保護者の同意を得て、本人の意思によらない、医療保護入院を行うことが出来るとされています。
措置入院については、自分や他人を傷つける自傷他害の恐れのある患者が、警察から保健所に通報が入り、保健所が精神保健指定医2名を手配し、医師の鑑定を経て行われる入院です。
精神科や診療内科に通っている人の中には、社会生活を送ることが出来なくなっている人もいます。しっかりと治療して、社会復帰を目指さなければいけません。
社会生活に順応するために、病院に作業所を設けているところもあり、デイケアなどのサービスを行っているところもあります。
徐々に増えてきているのが、生活訓練施設や福祉ホーム、グループホームなどで、亜急性期の患者の社会復帰がスムーズになってきました。 社会復帰が困難なのは、長期入院による生活能力の低下や高齢、家族機能の低下によるものです。
心療内科は、精神科と違い、身体の症状を中心とする、心身症や神経症などを診察する科です。
一般に行われる内科治療の他に、心理療法なども積極的に行っています。
医師だけではなく、臨床心理士やソーシャル・ケースワーカー、作業療法士などが専門的な立場から医師と協力しあい、診察を行っています。
決して敷居の高い病院ではありませんので、気軽に診察を受けることができます。