小児科は、新生児から15歳くらいまでを対象として診察をしています。新生児は生後28日未満、乳児は生後28日から1歳未満。幼児は満1歳から小学校就学前、学童は小学生というように区分されています。
小さい子供だと、病気になっても辛さが態度でしか表すことができません。大人が病気に気づいてあげなければいけないのです。ここでは、子供に比較的多くみられる病気をとりあげていますので、下の表の病名からそれぞれのページをご覧いただけます。
| 咳 | 発熱 | 咽頭痛 | 頭痛 | 関節痛 | 発疹 | 嘔吐 | 痙攣 | その他 | |
| 日本脳炎 | ● | ● | ● | ● | |||||
| 破傷風 | ● | 筋肉の硬直 | |||||||
| はしか・ 風疹 |
● | ● | ● | 鼻水 | |||||
| 突発性 発疹 |
● | ● | ● | ▲ | 下痢 | ||||
| おたふく 風邪 |
● | ● | 耳下腺の腫れ | ||||||
| 水疱瘡 | ● | ● | 水疱 | ||||||
| りんご病 | ● | 頬の発赤 | |||||||
| ヘルパンギーナ | ● | ▲ | 水疱 | ||||||
| 手足口病 | ▲ | 水疱 | |||||||
| 百日咳 | ● | ● | チアノーゼ | ||||||
| ジフテリア | ● | ● | |||||||
| 川崎病 | ● | ● | リンパ節腫脹 | ||||||
| 溶連菌 感染症 |
● | ● | ● | リンパ節腫脹 |
どんな人でも、我が子が元気に健やかに育って欲しいと願うものです。子供の発達は、神経学的な反射と言った所見や、運動から評価されます。
下記に挙げる反射が成長と共になくなるのは、反射がなくなることで手足が器用になり、運動の発達が促されるのではないかと言われています。
手掌把握反射 |
新生児~4ヶ月 |
指が手掌を圧迫すると曲がる(物を握る頃消失) |
吸啜反射 |
新生児~4ヶ月 |
指を口の中に入れると規則的に吸引運動をする。上唇から口角をなぞると口を尖らす。(離乳の頃消失) |
モロー反射 |
新生児~4ヶ月 |
頭部を落下させると、両手をあげて大きく開く。(首がすわるころ消失) |
足底把握反射 |
新生児~10ヶ月 |
足の裏を圧迫すると、指が曲がる(立つ頃消失) |
バビンスキー反射 |
新生児~2歳 |
足底の外側をこすると、足の親指が上に上がり、他の指の幅が左右に広がる |
新生児の頃にはなくて、成長と共に以下の反射が出ることで、寝返りやハイハイができるようになると言われています。
緊張頸反射 |
1ヶ月~6ヶ月 |
首を横に向けると、同じ側の上下肢が進展して、反対側が曲がる(寝返りする頃消失) |
ランドウ反射 |
6ヶ月~2歳 |
子供を水平に抱き、首をあげると体幹、下肢が進展、腹部を前屈させると体幹下肢が曲がる(ハイハイするための反射) |
パラシュート反射 |
8ヶ月~永続 |
子供を抱き上げ、腕の中で落下させると、防御的に両上肢や指を伸ばす。 |
子供の成長や発達が、問題ないかどうかは、定期的な健康診断で分かります。生後1ヶ月検診から始まり、3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月、3歳児検診が行われています。きちんと健康診断を受けることで、異常を早く見つけられ、治療も早く始められます。